知床半島で見ることができるアザラシ



ゴマフアザラシ

 知床半島周辺でもっとも普通に見られるアザラシ。名前のとおりゴマをふったような模様が特徴ですが、体色自体は乾いた時はベージュ、濡れると灰色に近くなります。

アゴヒゲアザラシ
 多摩川に迷い込んだ「タマちゃん」のおかげで一躍知名度アップ。知床周辺で見ることはまれで、りっぱなおひげが特徴。この中で体は一番大きくなります。胴体に比べ頭が小さい印象をうけます。

クラカケアザラシ
 ゴマフアザラシに次いで多く見られますが、沖合にいることが多くあまり海岸には近づきません。鞍をかけたような背中の模様は大人のオスでははっきりしていますが、メスや幼獣では不明瞭です。ゴマフアザラシにくらべ、鼻先が短い印象をうけます。

ワモンアザラシ
 この中でもっとも小柄なアザラシで、背中のほうは輪状の模様(輪紋)がありますが、腹側には模様がありません。斜里側では幼獣を中心に保護されることがしばしばありますが、羅臼側ではあまりみられません。

ゼニガタアザラシ
 他のアザラシとは違い沿岸定着性のアザラシで道東の太平洋岸に分布します。他種とは異なり、流氷上ではなく岩礁で出産し、子は母親の胎内で換毛を済ませて産まれます。かつて知床岬付近に上陸場があったとされますが、現在では消滅してしまいました。ただ、野付半島でゴマフアザラシの群に混じって少数見られたり(右写真、矢印の個体)、北方四島では多数見られます。将来また知床でその姿を見ることができるようになるかもしれません。
黒っぽい体全体に輪状の模様があります。


ゴマフアザラシ
クラカケアザラシ
ワモンアザラシ

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