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2005年2月7日羅臼町相泊の海岸で、流氷に行く手を阻まれたシャチの一群が発見されました。当日は知床岬を越えて羅臼側根室海峡に流氷が一気に流れこんでいました。夕方の時点では見ている間にも、どんどん流氷の密度が増していくのが判るほどでした。シャチたちは海岸のテトラポットと流氷の塊の間でもみくちゃにされていました。船の近づけない浅瀬で、ただ見守る以外なすすべがない状況でした(右は体長約4〜5mのメス)。 |
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流氷が容赦なくシャチの体にぶつかり、周辺の海は血に染まっていた。 |
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流氷を押し分け、呼吸のため浮上するが、次第に浮上する力も衰えていくのが、見ている我々にもわかった。 |
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周辺は一面流氷に覆われ、身動きができない状況。 |
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翌日1頭は自力で脱出したものの、残り11頭は死亡、9頭が回収され、国立科学博物館ををを中心に解剖調査が行われました。残念な結果となりましたが、死亡したシャチから得られたサンプルをもとに、さまざまな角度から今後調査研究が行われます。一度にこれだけのシャチが死亡し、それらが科学的に調査されたことは世界的にも珍しく、今後の成果が期待されます。 |