ヒグマの四季(夏〜)




 気温が上がり、昆虫の活動が活発になると、ヒグマはこれらをよく食べるようになります。
 昆虫の中でも、セミの幼虫や、アリ類、ハチ類などをよく食べます。

 開拓跡地や畑の周辺に積まれた切り株、石などの下はアリが好んで巣を作ります。ヒグマはこのような場所を掘り返して、アリを食べます。
 人の力ではとても動かすことができない大きな石が動かされたりした痕があれば、アリを食べようとしたヒグマの仕業です。

この季節、知床にはたくさんの観光客が訪れます。

 ヒグマとの遭遇情報が多くなるのはこの時期です。

 短い夏が終わりに近づくと、知床の川にはカラフトマスが遡上を始めます。これを目当てに多くの釣り人たちも、大勢訪れます。
 ここでもまたさまざまな問題が生じます。

 最近ではヒグマを写真に収めようとカメラマンの人たちもたくさん知床を訪れます。

 半島基部の農耕地では作物の成長を見計らったようにヒグマの出没と被害が報告されるようになります。特にヒグマが好む作物がビート(サトウダイコン)とニンジンです。
 ヒグマは防風林、河畔林などを移動通路として、農耕地に侵入します。




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