写真1:見事なオスの婚姻色
 

写真2:サケの産卵遡上群(手前の1匹のみカラフトマス)

<和名(Japanese name)> サケ(シロザケ)(サケ科)
<学名(Latin name)> Oncorhynchus keta (Walbaum, 1792) (SALMONIDAE)
<DATA>Oct.8,2000. 斜里町遠音別川.
 サケの遡上する河川は太平洋側で利根川以北、日本海側で山口県以北である。産卵遡上は9月から翌年1月まで、そのピークは10月となる。カラフトマスの産卵場所に比べ、より上流へ遡上し産卵する傾向がある。産卵期もカラフトマスが8月から9月であるのに対して一ヶ月ほど遅い。
 サケは斜里町の漁業にとって主要な漁業資源である。資源量を安定維持するために古くから孵化放流事業が行われており、斜里川のサケ・マス孵化放流事業における採卵数は日本一の規模を誇る。その結果、自然遡上による産卵数は漁業資源の全体量に比べるとわずかとなっているが、近年は遺伝子多様性の保全という観点からその存在の重要性が認められつつあり、河口の捕獲施設で全て捕獲することなく自然産卵のため一定量を遡上させる動きがでてきている。(森高志)

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