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テングハギ (2005.8.30 北海道斜里町沿岸)
2005年8月30日、斜里町真鯉沖のマス定置網にめずらしい魚が入り、斜里第一漁業協同組合から博物館へ寄贈されました。この魚はテングハギ(スズキ目ニザダイ科)で、南日本から沖縄、インド洋など南の海に生息する種類です。知床沿岸では初めての記録です。日本海を北上する対馬暖流は北海道宗谷岬を回り込み「宗谷暖流」となってオホーツク沿岸を南下、知床岬まで至ります。特に夏から秋が暖流の勢いが強く、これまでもアオウミガメやハリセンボン、カイダコなど様々な南方系の生物が知床沿岸で記録されました。南方系と北方系の生物が入り交じる知床の多様性を示す例と言えるでしょう。
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