
写真1:ヤマメ(サクラマス幼魚)

写真2:ヤマメはオショロコマより早い流れを占有する
<和名(Japanese name)> サクラマス(ヤマメ)(サケ科)
<学名(Latin name)> Oncorhynchus masou (Brevoort, 1856) (SALMONIDAE)
<DATA>Sep.17,2000. 斜里町.
サクラマスは幼魚時代の1年半、もしくは一生を河川内で過ごす(メスのほとんど全てが降海型、オスは降海型と河川残留型がある)。河川生活時代の幼魚は「ヤマメ(ヤマベ)」と呼ばれており、写真の様な体色をしている。降海すると体色は輝く銀白色になるほか、成長も格段に早まり体長は60cmに達する。
降海型サクラマスは商品価値が高く、斜里町の漁業にとっても重要な位置をしめているが、斜里町内の河川の多くは、随所に堰堤が設けられている。そのため降海したメスは上流の良好な産卵場まで遡上することができず、サクラマスの生息範囲は急速にせばめられつつある。現在生息が確認できなくなった河川も増え、漁業資源の確保、河川生態系の単純化防止等の点から早急に魚道の設置などの対策が求められる。(森高志)
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