エゾタヌキってどんな動物?



 タヌキは極東アジアの原産の動物ですが、狩猟目的でヨーロッパにも移入されています。国内には南西諸島を除く本州以南にホンドタヌキ、北海道にエゾタヌキの2亜種生息します。短足でずんぐりした体型で、優れた嗅覚でおもに地表、地中の昆虫や小動物、果実などを採食します。
 北海道ではキツネ(キタキツネ)はなじみ深い存在ですが、一方のタヌキは「タヌキは北海道にいない」と思いこんでいる人もいるほど影の薄い存在です。
 エゾタヌキで特徴的な点は、厳冬期は活動が極端に低下してしまい、ほとんどねぐらの中で過ごすことです。短足は雪には不向きな上、タヌキの主要な餌である小動物、昆虫などが不足する冬は、むやみに動かずエネルギーを節約するほうが得策なのでしょう。





エゾタヌキの頭骨


上はキタキツネの足裏、下はエゾタヌキの足裏。共に左が前足、右が後足
キタキツネの足裏は毛に覆われているが、エゾタヌキは肉球が露出。

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