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2004年5月7日エゾユキウサギの子が博物館に持ち込まれました。農家の人が畑で作業をしていて、発見、保護したとのことでした。現在154 gの手のひらサイズですが、人工哺乳以外に自力で少し草も食べています。こんなに小さくてもたくましいものです。
エゾユキウサギは生まれて1-2週間ほど母ウサギから母乳をもらいますが、授乳は1日1-2回ほどです。子ウサギは授乳時以外は草むらなどでじっとしています。このようなとき隠れていた草むらが畑だったりすると、人に発見されてしまうのです。その場に子をそっと置いておけば、母ウサギが授乳にそのうち戻ってくるはずなので、このような子ウサギを見つけた場合はできるだけそっとして置いて下さい。
今回は農作業を行っていたためその場に置いておくこともできず、農家の人もやむを得ず保護したとのことでした。畑にトラクターが入る時期になると、このようなことが時々あります。特に牧草刈りのシーズンになると、牧草の中に隠れていた子ウサギが見つかり、牧草地は刈り取られて丸見え、トビやカラスが早速ねらいに来て、農家の人もそのまま置いておけずに保護されるケースがあります。
2004年5月22日、エゾユキウサギを放逐しました。保護時154 gだった体重は500 gをこえ、木の芽や葉、草を旺盛に食べるようになりました。自然の中で、たくましく生きてくれることを祈っています。
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