オオワシ感電死!この事故でウトロ地区約6時間停電


 知床国立公園の玄関口斜里町ウトロ地区では、2003年1月11日午前3時頃から午前9時頃まで停電となりました。北海道電力が停電復旧のため、高圧電線を点検したところ、斜里町朱円の奥蘂別川河口付近の3300Vの高圧送電線にぶら下がっている感電死したオオワシを発見しました。ウトロ地区の停電は誤って感電死したこのワシが原因でした。

 オオワシの感電死は過去にも雄武町でおきています。斜里町内でも2001年4月に高圧電線の下からオオワシの死体が見つかりましたが、死後時間が経過していたため感電死の疑いが強いものの確定はできませんでした。また斜里町内ではシマフクロウの感電死も過去には発生しています。このシマフクロウの事故の後、斜里町内の知床国立公園周辺部の電柱には、鳥の感電死を防止する器具が北海道電力によって取り付けられました。今回事故の発生した電柱にも、トビ・カラスなどの感電事故を防止する器具が、取り付けられていましたが、残念ながらオオワシには効果がなかったようです。現在器具の改良を含めた対策が検討されています。
 停電の発生時間から、オオワシは1月11日午前3時頃感電死したと考えられますが、ワシの活動時間とは言えない真夜中にどのようにして感電したのでしょうか?




感電死したオオワシ
中央:感電による火傷のあと
右:感電死の特徴である、皮膚にピンク色の斑模様がみられる。


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