ワシにおける鉛中毒発生のメカニズム

鉛は酸に溶けることによってその毒性を示します。そのため動物が鉛を飲み込み胃酸で鉛が溶けることにより鉛中毒となります。ワシ類が鉛を飲み込むルートとして、捕まえた魚の体内にあった魚釣りの重りを飲み込む、鉛銃弾を被弾した水鳥を食べる、あるいは鉛中毒症の水鳥類を食べるなどが考えられますが、現在北海道で問題となっているオオワシ・オジロワシの鉛中毒は銃弾を被弾したエゾシカを食べたことによるものが大部分であると考えられています。現在オオワシ・オジロワシで鉛中毒が見つかっていますが、クマタカなど他の猛禽類でもエゾシカの死体を食べていることが明らかになり、これらの種へも被害が拡がっている可能性もあります。

シカを食べるクマタカ
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