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| 名称 | シャリ運上屋(会所)跡(しゃりうんじょうや(かいしょ)あと) |
|---|---|
| 種別 | 史跡 |
| 指定年月日 | 昭和62年(1987)7月1日 |
| 場所 | 港町8-28 |
シャリ運上屋の創設は寛政二年(1790)以降と推定され、その頃当地方を巡視した幕吏、谷口青山の絵図(寛政10年作)にも当時の運上屋と弁天社の風景が描かれている。
運上屋は初め和人とアイヌ人との交易所として発足したが、のちに大規模な漁場経営や場所内の行政事務をも取扱うようになった。
文化4年(1807)幕府の蝦夷地直轄にともない、運上屋の名称は会所と改められたが、このとき北方探検家として有名な最上徳内がシャリ会所詰を命ぜられ、当地に駐屯中の津軽藩兵の指揮していた。
明治2年(1869)、場所請負制度の廃止と共に運上屋も廃止されたが、その建物は旧斜里場所請負人藤野家によって管理されていた。現在はその跡形もないが、当時の場所を推定して史跡としたものである。
明治36年の斜里市街図によると、運上屋跡のこのあたりに斜里戸長役場、警察分署、駅逓などがあり南側の丘には弁天社があったことが記録されている。
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