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殖民軌道斜里線の客トロ
糠真布川を渡る殖民軌道(1932年)
殖民軌道斜里線は1932(昭和7)年に斜里〜知布泊間(17.9km)が開通した馬車鉄道である。沿線の農林水産物の運搬や開拓農家への物資供給の動脈として、地域開拓に重要な役割を果たした。第2次世界大戦中に酷使され荒廃し、道路の開通や自動車の普及などもあり、1951(昭和26)年に廃止された。
斜里町立峰浜小学校のバックネットに使われている殖民軌道のレール
知床博物館の常設展示室において、糠真布川を渡る殖民軌道の写真を展示している。
殖民軌道の廃止後、各種の備品やレールなどは払い下げられ、各種用途に用いられた。その一部は町内に現存し、軌道のおもかげに触れることができる。
峰浜小学校のバックネットの柱として殖民軌道のレールが使われている。建設時期は不明であるが、聞き取りによると1965(昭和40)年頃にはすでにあったと言われている。レールとして使われなくなってから40年以上この場所に立ち、峰浜小学校の子どもたちの成長をハルニレの大木とともに見つめている。
知床博物館本館1階の交通コーナーでは、殖民軌道斜里線で使用された6kg/mのレール(軌条)を展示している。
(宮内盛一)
JR知床斜里駅より車15分または斜里バスウトロ方面行き峰浜下車徒歩2分(峰浜小学校)
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