FLORA OF SHARI
エゾノヒモカズラ


胞子嚢穂をつけた個体 羅臼岳 Sep.22, 2003


胞子嚢穂は四角柱状。日陰では緑が濃く、
盛り上がるように密生する 知床岬 Oct.4, 2004


枝の先端は白い毛がはけのようになって目立つ
中程にある落葉はトドマツ 白い川流域 Oct.8, 2001


<和名 (Japanese name)> エゾノヒモカズラ(イワヒバ科)
<学名(Latin name)> Selaginella sibirica (Milde) Hieron. (SELAGINELLACEAE)

 乾いた日当たりのいい岸壁に密生するシダ植物です。慣れないうちはコケ植物と間違えるかもしれませんが、四角柱のような穂にたくさんの胞子嚢が並ぶ様を見ればシダ植物であることはたやすく理解できるでしょう。よく似た種にはヒモカズラがありますが、こちらは知床では稀です。図鑑などをみるとこの2種を見分けるのはかなり難しく感じるかもしれません。しかし同所に生える2種を一度みると間違えることはないでしょう。こちらに比較できる写真をを用意したのでご覧下さい。北海道、朝鮮北部・中国北部・シベリアとアラスカに分布。環境省RDB(2000)では絶滅危惧II類(Vu)に判定されています。
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