FLORA OF SHARI
ヒメスゲ


硫黄山登山口より約1時間、硫黄採掘跡地にて


ふくらんできた果実達

<和名 (Japanese name)> ヒメスゲ(カヤツリグサ科)
<学名(Latin name)> Carex oxyandra (Franch. et Savat.) Kudo (CYPERACEAE)
<DATA>知床半島、硫黄山登山道ぞい Jun3,2001.

 初夏の知床硫黄山はイソツツジの花で大変にぎわっていますが、実はもう一つ大変なにぎわいを見せているものがありました。ヒメスゲです。登山道道沿いに登山口から新噴火口最上部あたりまで、ずっと若い果実が風に揺れていました。スゲの仲間は種類が多く、見分けるには虫眼鏡とちょっとした慣れが必要です。専門用語(平凡社の「日本の野生植物」準拠)が多くなりますが、ヒメスゲの特徴は

1)草丈10-30cm、葉の幅2-3mm。
2)小穂は1cmより小さく頂小穂が雄性でその他が雌性、最下の小穂を除き頂部にまとまる。
3)果胞は2-3mmで鈍三稜形、左右に1脈ずつ、あわせて2脈あり、短毛がある。嘴部は赤褐色。
4)雌鱗片は赤褐色で中心の脈にそって緑色。先端は尖るが芒はない。

といったところでしょうか。

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