FLORA OF SHARI
ヒメザゼンソウ


斜里町朱円、奥蘂別川流域  Aug1,2002


<和名 (Japanese name)> ヒメザゼンソウ(サトイモ科)
<学名(Latin name)> Symplocarpus nipponicus Makino (ORCHIDACEAE)

 湿った林の下でひっそりと咲く姿はザゼンソウに似ていますが、とても小さく高さは数cmしかありません。その上、花の咲く夏には葉が枯れてなくなっているので、探すのにはかなり骨が折れます。
 この花をみつけるためにはまず春先はやく、ザゼンソウやオオウバユリに似た葉が大きくひろがってるのを探します。まだザゼンソウやオオウバユリの葉がひらいていない時期が良いです。それらしいものを見つけたら、そっと根元にたまった落ち葉をどけてみましょう。ミズバショウやザゼンソウと同じ、しかしかなり小さな果実が顔をだしたならそれは間違いなくヒメザゼンソウです。この植物は前年夏に咲いた花が次の春に熟して果実になるという変わりものなのです。
 見つけたら、葉がなくなってもわかるように目印をつけておきましょう。あとは忘れないように時々見に行くのが肝心です。春にはすぐ行けるところでも夏には背の高い草が生い茂り、全く近づけないような場所に生えることも多いからです。
 北海道・本州、朝鮮に分布。


斜里の植物Index

トップページ行事案内展示案内出版案内リンクコーナー