FLORA OF SHARI
ケヤマハンノキ


写真:斜里町来運Apr13,2002


<和名 (Japanese name)> ケヤマハンノキ(カバノキ科)
<学名(Latin name)> Alnus hirsuta Turcz. (BETULACEAE)

 まだ林には雪がたくさん残っており、キタミフクジュソウやアキタブキぐらいしか咲いていないかと思っていたらケヤマハンノキの花が一斉に開こうとしていました。ぶらりとたれ下がっている長いのは雄花の集まりです。雄花の構造が気になりますね。どうなっているのでしょうか?雄花の集合はうろこ状に分かれて見えます。このひとつひとつが花なのでしょうか?解剖の時間です!  1つを取り除いてひっくり返してみるとさらに3つの部屋に分かれていることがわかりました(写真)。こいつをさらに分解してやると(写真)、一番外側にあって赤いうろこのように見えるのは苞で、まわりにこぶのような小さな小苞がくっついていました。苞の内側には3つの雄花がかくれており、ひとつひとつの花は4裂するがく片にかこまれた雄しべ4本でできていました。葉っぱの様子などは夏にまたアップすると言うことでとりあえずは花の写真だけ。北海道〜九州、朝鮮、中国、樺太、カムチャツカ、東シベリアに分布。
 ●よく似たハンノキA. japonicaとの開花期の見分け方→こちら
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