FLORA OF SHARI
コケシノブ


膜のような透明感のある葉


胞子嚢群が二枚貝のような胞膜につつまれている

<和名 (Japanese name)> コケシノブ(コケシノブ科)
<学名(Latin name)> Hymenophyllum wrightii van den Bosch (HYMENOPHYLLACEAE)
<DATA>斜里町、秋の川流域。May.7,2001.

 渓流に近く、トドマツなどの針葉樹の生えているようなところには美しいコケのマットがひろがります。それらを観察していると、不意に現れて驚かせてくれるのがカラクサシダやコケシノブです。ともに数cmしかなく、そういうシダがいる、と知っていないとなかなか出会えないシダ達です。
 コケシノブは下の写真のように二枚貝のように包膜が胞子嚢群を包んでいるのが特徴で、トランペットのように筒状になって胞子嚢群を包むヒメハイホラゴケ(Crepidomanes amabile (Nakai) K.Iwats.)と区別します。北海道〜九州、朝鮮南部、アムール、千島、樺太、カナダのクイーン・シャーロット諸島に分布。

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