FLORA OF SHARI
キタミフクジュソウ

斜里町朱円の海岸林 Mar.25,2002
<和名 (Japanese name)> キタミフクジュソウ(キンポウゲ科)
<学名(Latin name)> Adonis amurensis Regel et Radde (RANUNCULACEAE)
<環境省レッドデータブック(RDB)> 絶滅危惧II 類(VU)
雪解けと同時にこのあたりで春一番に咲くのはこの花です。光を集めて暖かい花のなかではハエ集まってが日向ぼっこをしていました(ちょっとどいてもらいましたが)。花のアップはこちら。
北海道に分布するフクジュソウは2種類、フクジュソウ(A. ramosa Franch.)、そしてキタミフクジュソウとされています。北海道の東部に多いのがキタミフクジュソウです。かたちの主な区別点として、キタミフクジュソウは
(1)花びらが萼(がく)と同じ長さ〜萼より少し短い(フクジュソウは同じ長さ〜少し長い)
(2)花は1茎に1つ(フクジュソウは1〜数花)
(3)葉の裏に毛が多い(フクジュソウは毛がまばら〜ない)
となっています。しかし、(1)は咲き始めの頃だとどちらも萼の方が長いため咲ききった頃を判断する必要があり、(2)はもちろん両方ともに1花の場合があります。(3)も出始めの頃は毛がたくさんありますが、しばらくするとどんどん抜けていくようです。撮影個体は数百個体からなる群落のなかの1本ですが、群落中の確認した全個体が1茎1花だった点と葉の裏の毛の様子で判断しました。
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