FLORA OF SHARI
オクエゾサイシン


斜里町来運、May11,2001
 

<和名 (Japanese name)> オクエゾサイシン(ウマノスズクサ科)
<学名(Latin name)> Asiasarum heterotropoides (Fr.Schm.) F.Maek. (ARISTOLOCHIACEAE)

 ウマノスズクサ科とはあまり馴染みのない科名かもしれません。特に北海道ではこの科に属するものは少ないのでなおさらでしょう。この種の他にはウスバサイシンAsiasarum sieboldiiが渡島で記録されているのみですから。スミレに似たハート型の葉の下を覗き込んでみると小豆を大きくしたような花が地面の上にころころと散らばっています。花弁はなく、花弁に見えるのは萼片です。その渋い花と、慣れるまでは花のありかが判らないというところが大変良いようで通好みの方々に人気の高い植物です。ところがいざ知らない人に説明しようとすると呪文のような種名と科名がなかなか思い出せず、かっこわるい思いをする植物No.1でもあります。沢に近い湿った林下でみられます。スミレに似た葉といいましたが、カエルのようなつやがあり、葉脈も側脈の出方が違うのでスミレと見分けるのは簡単です。樺太・千島・ウスリー、北海道〜本州(東北)に分布。
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